六本木で逆ナンされた金髪の外国人女性と“交流戦”のはずが

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 かなり積極的な彼女。また彼女の十八番の耳元吐息で「カモン、マイホーム!」と誘われました。「イエッサー!」と力強く了承したのはいいが、ある不安が頭をよぎりました。果たしてこの交流戦に勝利することはできるのだろうか。僕の中で外国はセックスの本場。素人の僕が太刀打ちできるのか? 自信はないけど、男には決めないとならない時がある。とりあえず今まで見たAVを脳内で倍速で振り返ります。

 そうこうしているうちに、タクシーは彼女のマンションの前。先ほどまでいた華やかな場所とは打って変わって自然あふれるのどかな風景です。彼女の部屋は、奇麗にまとまった2LDK。どうやら彼女は着替えるようだ。向こうの部屋で着替える彼女を見て、少しずつ現実感が湧いてきました。

 Tシャツを脱ぐ彼女の後ろ姿が見えました。え、背中に、こ、鯉!? 一気に全身の血が引いていきました。絶対にこの勝負は負ける! 鯉に食われる! そして、ここにいちゃいけない! 僕は思わず、クイズ$ミリオネアの出演者のように「テレホン!」と言い放ち、ケータイを片手に部屋を飛び出してしまいました。

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