渦中の松本人志に今度は“女性の指示書”と隠語の存在…吉本興業が“第2のジャニーズ”になる可能性

公開日: 更新日:

「活動休止発表以降、多くのスポンサーが松本の番組の提供の社名表示を停止する動きが出ています。同時に、すでにスピードワゴンの小沢一敬は、活動自粛を表明していますが、アテンダーとして名前のあがった芸人も今後、“スポンサーNG”となっていく流れは間違いないでしょう。さらにスポンサーからは、松本の取り巻きである“側近芸人”の関与に疑惑の目を向ける声が大きくなっています」

 記事には、側近芸人が若手芸人に「松本さんという固有名詞は言わずに、タレ(女性を示す隠語)を用意しろ」と命じていたり、吉本興業の幹部社員が若手芸人に「昨日どうだった? ええタレ見つかった?」と話しかけたという証言も掲載されている。芸能関係者の話。

「記事の内容が事実なら、組織的に松本の性加害を黙認してきたということになり、これはまさにジャニーズ事務所と同じ構図です。昨年のジャニーズ問題以降、国連の『人権デューデリジェンス』の考え方が浸透し、企業や自治体も取引先の人権侵害を広く相互監視し、その防止や改善に努めなくてはいけないという考え方が一般的になっています。特に『性加害』に対しては非常に厳しい。裁判の結果を待つまでもなく、スポンサー企業はリスクヘッジのため、及び腰になる。今後、側近芸人のさらなる関与や、組織的な黙認という関与の事実が明るみに出れば、問題は松本個人にとどまらず、スポンサー企業が吉本興業に説明を求める事態に発展する可能性はあります」

 松本の引退で幕引きとはいかなそうだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  3. 3

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  4. 4

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  5. 5

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  1. 6

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  2. 7

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  3. 8

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  4. 9

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  5. 10

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 3

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  4. 4

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  5. 5

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  1. 6

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  2. 7

    伸び悩む巨人若手の尻に火をつける“劇薬”の効能…秋広優人は「停滞」、浅野翔吾は「元気なし」

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  5. 10

    下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ