中高年にはデメリット多し 「レーシック手術」は老眼を早める

公開日: 更新日:

 しかし、レーシック手術を受けてメガネがなくても遠方がよく見えるように“改造”してしまうと、老眼になった時に〈メガネを外して手元のピントを合わせる〉という行為ができなくなる。結局、近視用のメガネをかけている人よりも、早い段階で老眼鏡が必要になるなんてケースもあるのだ。

「一般的な生活を送っていて、2メートル以上遠くの物をはっきり見なければならない機会はほとんどありません。年をとれば外出する機会も減ってくるし、さらに手元の範囲での作業が多くなります。それなのに、レーシック手術を受けて遠方視力を向上させ、手元が見づらくなる老眼に直面するタイミングを自分で早めてしまっている。老眼が間近に迫っている40歳を過ぎてからレーシック手術を受けるのは、デメリットの方が大きいと考えられます」(清澤院長)

 レーシック手術を検討している中高年は、よくよく考えた方がいい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 2

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 3

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  4. 4

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  5. 5

    「クスリのアオキ」は売上高の5割がフード…新規出店に加え地場スーパーのM&Aで規模拡大

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  3. 8

    189cmの阿部寛「キャスター」が好発進 日本も男女高身長俳優がドラマを席巻する時代に

  4. 9

    PL学園の選手はなぜ胸に手を当て、なんとつぶやいていたのか…強力打線と強靭メンタルの秘密

  5. 10

    悪質犯罪で逮捕!大商大・冨山監督の素性と大学球界の闇…中古車販売、犬のブリーダー、一口馬主