塩分は無意識に取り過ぎている…「食べて減塩」3つのポイント

公開日: 更新日:

■吸収率を抑える

「カリウムが体内に多いと、ナトリウム(塩分)の血液への吸収率が下がります。海藻類や野菜、果物にカリウムが多い。海藻の酢の物、野菜サラダなどを1食に1つは取るように意識しましょう。ドライフルーツを利用するのも手です」

 カリウムは熱に弱いので、生で食べる方法がお勧めだ。

■排泄を高める

「ナトリウムと互いに作用を打ち消す作用にあるのがカルシウムです。ただし、カルシウムだけでは吸収率が低いので、マグネシウムと一緒に取ってください。そして食物繊維は、ナトリウムを便と一緒に排泄しやすくします」

 お勧めの食品は、カルシウムならヨーグルトや牛乳など乳製品。マグネシウムはアーモンドや落花生に多く含まれている。

 食物繊維は、切り干し大根などの乾燥野菜を利用すると効率よく取れる。もちろん、野菜全般を積極的に食べていれば、食物繊維の摂取につながる。

 要は、意識することだ。今日から始めよう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…