塩分は無意識に取り過ぎている…「食べて減塩」3つのポイント
■吸収率を抑える
「カリウムが体内に多いと、ナトリウム(塩分)の血液への吸収率が下がります。海藻類や野菜、果物にカリウムが多い。海藻の酢の物、野菜サラダなどを1食に1つは取るように意識しましょう。ドライフルーツを利用するのも手です」
カリウムは熱に弱いので、生で食べる方法がお勧めだ。
■排泄を高める
「ナトリウムと互いに作用を打ち消す作用にあるのがカルシウムです。ただし、カルシウムだけでは吸収率が低いので、マグネシウムと一緒に取ってください。そして食物繊維は、ナトリウムを便と一緒に排泄しやすくします」
お勧めの食品は、カルシウムならヨーグルトや牛乳など乳製品。マグネシウムはアーモンドや落花生に多く含まれている。
食物繊維は、切り干し大根などの乾燥野菜を利用すると効率よく取れる。もちろん、野菜全般を積極的に食べていれば、食物繊維の摂取につながる。
要は、意識することだ。今日から始めよう。