医療ライターが体験 「がん治療」後悔しない3つのポイント

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 結果的に信頼できる医師に出会え、納得のいく医療を受けられたのですが、だれもががんになる可能性のある時代、ぜひ皆さんに知っていただきたいことは次の3つです。

 まず、「信頼できる医師に会えるまで探し続ける。駄目と思ったら、次、次と進む」です。
 早期のがんはオペ終了後は治療もなく定期検診のみになりますが、再発や転移のリスクを想定するという意味では、健康な体づくりを目指す“長期戦”になります。「がんを取ったら終わり」と捉えず、どんなことでも相談でき、真摯に応えてくれる主治医を見つけることが特に大事なのです。

 次に、「信頼する人を通して情報を得る」です。インターネットからは、がんの治療法やいい病院・医師などについて、さまざまな情報が得られます。しかし、あまりに多すぎ、真偽の判断も難しく、かえって惑わされると私は思いました。

 ただし、口コミは非常に重要。私は信頼できる友人や知人にがんの経験者を紹介してもらい、がんと付き合っていく上での参考にしました。
 ちなみに、がんの手術で3週間入院したのですが、同室の患者さんたちとも仲良くなり、今でも情報交換をしています。

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