その姿勢でウオーキングしてみるのもいい。適度な運動で体を疲れさせれば、よく眠れるようになる。うつ病と睡眠は関係が深い。うつ病患者は不眠の症状を訴えがち。運動不足でますます眠れなくなるという悪循環を断ち切るのだ。
中高年の場合は、体力の衰えや大病が、うつ病のきっかけになるケースもある。当たり前だが、ストレスをため込まないとか、バランスの取れた食事は欠かせない。
「飲酒より喫煙の方が因果関係がはっきりしています。喫煙はうつ病のリスクが2倍になるというデータがあります」(作田学氏)
ちょっとした心がけが心を救う。