エラの張った顔は要注意 「歯ぎしり」は全身を壊す危険な悪癖

公開日: 更新日:

 いわゆる「エラの張った顔」は骨格によるものと思われがちだが、実は歯ぎしりや噛みしめによって咀嚼筋が発達し、厚くなってしまったものだという。

■ある程度は自分で緩和できる

 歯ぎしりの被害は口の周辺だけではない。

「筋肉は筋膜によってつながっています。咀嚼筋が疲労してくれば、首や肩の筋肉にも悪影響を及ぼし、頭痛肩こりを引き起こします。また、平衡感覚をはじめいろいろな脳神経を必要以上に刺激してしまうので、めまいやさらには胸の痛み、呼吸困難などの原因にもなるのです」

 もし、歯ぎしりの圧力によって右の歯が壊れた場合、バランスを取ろうとして体は左側に傾き、背骨が曲がってしまう。すると傾いている方の内臓や血管、神経が圧迫され、さまざまな病気につながっていく。

 歯ぎしりを甘く見ていると、いずれ全身まで破壊される。気付いたら一刻も早く解消したい。

 林医師によれば、歯ぎしりはある程度まで自分で緩和できるという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  5. 5

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  1. 6

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 7

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 8

    雑念だらけだった初の甲子園 星稜・松井秀喜の弾丸ライナー弾にPLナインは絶句した

  4. 9

    「キリンビール晴れ風」1ケースを10人にプレゼント

  5. 10

    オリックス 勝てば勝つほど中嶋聡前監督の株上昇…主力が次々離脱しても首位独走