猛暑続く夏 「暑さに弱い人」がチェックするべき3つのこと
危ない働き方の人たちが仕事帰りにビールやハイボールをガブ飲みすると、のどの渇きが薄れたように感じても、アルコールの作用で脱水が進む。翌朝の通勤中に暑さでやられるのは、そんなケースだという。
もう一つ見逃せないのは、寝室の広さだ。
「広い部屋と狭い部屋を比べると、狭い部屋の方が蒸して、熱がこもりやすい。寝室が狭い方は、比較的広いリビングで休むなど工夫すると、暑さに負けにくくなります」(西崎氏)
JR東海の運転士が熱中症になったのは、直射日光が当たる狭い運転室に閉じ込められた上、水を飲めない状況が影響したか。
独居老人が亡くなるのも、多くは狭い部屋だ。暑さに弱い人は、いま一度、“汗腺力”を鍛え、水の飲み方と寝室をチェックすることだ。