コーンスープvsミネストローネ 高カロリーはどっち?
寒くなると恋しくなるスープ。代表的なコーンクリームスープとミネストローネ、食べるならどっちが良いでしょうか?
答えは、ミネストローネ。コーンクリームスープをはじめとするクリーム系のスープは原材料がバター、小麦粉、牛乳、生クリームなど高カロリーなものが多い。そのため、エネルギー(カロリー)も1・5~2倍近く多くなりがちです。
カロリーコントロールをしたい時は、ドロドロと濃厚なスープよりも、さらっとしたスープの方が低カロリー。そちらをセレクトするようにしましょう。
ミネストローネが“勝ち”である理由は、豊富な具材にあります。一般的にミネストローネは、タマネギ、ニンジン、ジャガイモ、セロリ、ズッキーニ、トマトなどたっぷりの野菜を使って作ります。野菜には、余分な塩分を排出するのに役立つカリウムが豊富。血圧が高い方は塩分を気にして汁物を取るのを控える人もいらっしゃいますが、ミネストローネなら、その点、安心なのです。
同様の考え方は、ほかの汁物にも適用できます。味噌汁では、シンプルなものより、豚汁やけんちん汁など、具だくさんのものを。牛肉がメーンのビーフシチュー、エビがメーンのエビのクリームスープなどは野菜をほぼ含みません。健康ポイントを考えるなら、別のものに替えた方がいいでしょう。
最後に、ひと言。風邪気味で体をより温めたい。そんな時は、ネギやショウガを大量に入れたスープや味噌汁がおすすめです。