研修施設に半年在籍の内規は必要なのか

公開日: 更新日:

 ゴールデンウイークに娘夫婦が遊びに来てくれました。娘は久々の実家で母親にあれこれと甘えていましたが、私は医師である娘婿の相手が正直苦手です。

 彼は勤務医ですので、顔を合わせるたびに仕事の話をします。その多くが人事や治療法など当たり障りのない話題ですが、今回は「新専門医制度」の話になりました。新聞などでご存じの方もおられるでしょうが、これまで各医学会が勝手に認定していた専門医を、新たに設置した第三者機関が審査・認定することで、その価値を高めようというものです。

 地域に密着して、固定の患者さんを持つ私にはあまり切実感はありませんが、若い娘婿からすると専門医であることはその技量の証明であり、患者さん集めのためには重要なことのようです。とくにいまはネット社会ですから、「専門医」という肩書がプロフィルとして書けるか書けないかでは大違いなのだそうです。

 それほど大切な専門医の称号ですが、新たな専門医制度で専門医を認定してもらうには、「研修先の病院に半年間在籍しなければならない」のだそうです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭