著者のコラム一覧
柴田真希管理栄養士

健康で楽しい「食」を提案する「エミッシュ」代表取締役。「私は『炭水化物』を食べてキレイにやせました。」など著書多数。ブログ「管理栄養士 柴田真希のシアワセ♪Makitchen」が好評。

冷やし麺の時季 夏の疲れ対策には梅おろしより温玉とろろ

公開日: 更新日:

 暑い日が続くと、冷たい麺が恋しくなります。最近は、コンビニでもさまざまな具材の麺料理が楽しめるようになり、便利になりました。ただ、麺類の場合は、1品でさまざまな栄養素を取らなくてはなりません。栄養バランスを考えた選び方が必要です。そこで今回は、「温玉とろろ」と「梅おろし」の対決です。

 どちらもさっぱりヘルシーなイメージですが、今回のポイントはタンパク質です。口当たりが良い麺類は、かけそば、たぬきそば、わかめそばなどシンプルなメニューにすると、肉や魚、豆製品などに含まれるタンパク質が不足します。

 タンパク質は髪や筋肉、内臓など体をつくる材料。不足すると疲れやすくなったり、夏は日焼けで特に傷みやすい肌や髪の回復が遅れてしまいます。

「温玉とろろ」では、卵がタンパク源。一方、梅干しと大根おろしの「梅おろし」には、タンパク源が含まれていません。どちらかを選ぶなら、「温玉とろろ」がいいでしょう。

 麺類の定番の具材としては、油揚げ、鶏肉、カモ肉などもタンパク源になります。しかし、タンパク源があるからといって、「きつね」「鶏南」「カモ南」だけというのはNGです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  2. 2

    離職後、定年後は何をしたい? 第2位「まだ考えていない」…では第1位は?

  3. 3

    悠仁さま「進学に向けた勉学の大切な時期」でも続く秋篠宮家と宮内庁の軋轢

  4. 4

    旧ジャニーズ自社タレントの誹謗中傷に通報窓口設置も…「当事者の会」見て見ぬふりの“二枚舌”

  5. 5

    もはや任意じゃなくて強制…12月2日のマイナ保険証一本化に向けて強まる国民への包囲網

  1. 6

    阪神岡田監督の気になる進退 来季続投がスジだが…単純にそうはいかない複雑事情

  2. 7

    厚労省が職員9万人を対象に「マイナ保険証アンケート」の愚策…エグすぎる質問事項の“大きなお世話”

  3. 8

    “終わった説”から大逆襲!巨人・菅野智之「最後の全盛期」を手繰り寄せる意外な要因とは

  4. 9

    機内食の猛クレームで通路で土下座をさせられました

  5. 10

    初V京都国際の《正体》と《左腕王国の秘密》…野球部“以外”の男子生徒わずか12人