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柴田真希管理栄養士

健康で楽しい「食」を提案する「エミッシュ」代表取締役。「私は『炭水化物』を食べてキレイにやせました。」など著書多数。ブログ「管理栄養士 柴田真希のシアワセ♪Makitchen」が好評。

冷やし麺の時季 夏の疲れ対策には梅おろしより温玉とろろ

公開日: 更新日:

 暑い日が続くと、冷たい麺が恋しくなります。最近は、コンビニでもさまざまな具材の麺料理が楽しめるようになり、便利になりました。ただ、麺類の場合は、1品でさまざまな栄養素を取らなくてはなりません。栄養バランスを考えた選び方が必要です。そこで今回は、「温玉とろろ」と「梅おろし」の対決です。

 どちらもさっぱりヘルシーなイメージですが、今回のポイントはタンパク質です。口当たりが良い麺類は、かけそば、たぬきそば、わかめそばなどシンプルなメニューにすると、肉や魚、豆製品などに含まれるタンパク質が不足します。

 タンパク質は髪や筋肉、内臓など体をつくる材料。不足すると疲れやすくなったり、夏は日焼けで特に傷みやすい肌や髪の回復が遅れてしまいます。

「温玉とろろ」では、卵がタンパク源。一方、梅干しと大根おろしの「梅おろし」には、タンパク源が含まれていません。どちらかを選ぶなら、「温玉とろろ」がいいでしょう。

 麺類の定番の具材としては、油揚げ、鶏肉、カモ肉などもタンパク源になります。しかし、タンパク源があるからといって、「きつね」「鶏南」「カモ南」だけというのはNGです。

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