ツボ押しで疲れを解消 元気になるコツは意外にも超簡単
「自分の体に鈍感な人が多いように思います」
こう話すのは、「目白鍼灸院」の柳本真弓院長。心も体もクタクタなのに「まだまだ頑張れる」と無理を重ねる。心身が大きな悲鳴を上げるようになってようやく、鍼灸院に飛び込んでくる。
「日頃から体を観察する習慣を身に付ければ、大事になる前に対処できます。ツボ押しを自分の体に目を向けるきっかけにしてほしい」
心身の疲れを解消し、元気にするツボを教えてもらった。ツボの位置はイラストで示しているが、柳本院長によれば「だいたいでOK」。気持ち良いところを重点的に。押す強さや回数も「気持ち良い程度」で。垂直に押したり、斜め上・斜め下に押したりすると、なお良い。揉んだ方が気持ち良いと感じたら、揉むのも良し。
■食べ過ぎ飲み過ぎによる顔のむくみを取る
こめかみにある「太陽」を押す。その後、耳の下辺りから鎖骨の上のくぼみに向かって、手のひらでサーッと優しくなでる。リンパの流れを良くするイメージだ。