中途失明原因の第1位 緑内障になりやすい「7つのタイプ」

公開日: 更新日:

 この病気が厄介なのは、早期発見が難しいことだ。ヒトは両目で物を見ているため、片方の視野が欠けても気づかないことが多い。最後まで視力は維持されるので視力検査でも気づかないことが多い。

 しかも、日本人は正常眼圧緑内障が多く、眼圧を測っても必ずしも病気の発見に直結しない。緑内障は治療で元通りに視野を回復することはできないが、早期発見、早期治療すれば点眼薬やチューブシャント手術などで進行を抑えることも可能だ。では、どんな検査を受ければいいのか?

「大切なのは視野検査と眼底検査です。眼圧検査は最も有効ですが、08年の特定検診開始とともに会社の健診でも条件付きとなり受診率が激減しています。意識して受けるようにしましょう。加えて乳頭陥凹拡大などが疑われる時には視神経の状態がより詳しく観察できる3次元眼底画像解析装置(OCT)での検査を受けるといいでしょう」

 40歳を過ぎたら1~2年に1度の割合で視野検査や眼底検査を受けることだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カブス鈴木誠也が電撃移籍秒読みか…《条件付きで了承するのでは》と関係者

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  4. 4

    薬物疑惑浮上の広末涼子は“過剰摂取”だったのか…危なっかしい言動と錯乱状態のトリガー

  5. 5

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  1. 6

    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

  2. 7

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  3. 8

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  4. 9

    松田聖子は雑誌記事数32年間1位…誰にも負けない話題性と、揺るがぬトップの理由

  5. 10

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ