著者のコラム一覧
武神健之日本ストレスチェック協会代表理事

東京大学医学部大学院卒。一般社団法人日本ストレスチェック協会代表理事。年間1000件の健康相談、ストレス・メンタルヘルス相談を行う。著書に「職場のストレスが消える コミュニケーションの教科書 上司のための『みる・きく・はなす』技術」(きずな出版)などがある。

運動、交流、趣味…定年後にボケないためにやっておくこと

公開日: 更新日:

「A4用紙などに表を書いて貼っておき、書いたものを眺めながら自分の人生をかけてやりたいことを意識しましょう。そして、それに情熱を傾ける。これを持っているビジネスパーソンは、本当にストレス知らずです」 例として、1人でできることは日帰り旅行、ランニング、観劇、読書、料理、専門の勉強、短歌など。数人でできることは山歩き、スキューバダイビング、将棋、コーラスなど。

「この表を書いたら次に自分はどういう趣味、どういう居場所が欲しいかを書き足してみてください。時間やお金の制限がなかったらという前提で自由に。例えば、『ろくろを回す』『陰陽五行説を学ぶ』『ステンドグラス』『手の込んだ料理を作る』『豪華客船で世界一周』など。いずれは定年で仕事を辞める時を迎えることでしょう。それまでにぜひ、好きなこと、やりたいことをすべてのマスに5つずつ書き込めるくらいまで、意識して趣味を増やしていただければと思います」

 会社以外の心の存在場所(=よりどころ)は、言わば自分のホームグラウンドのようなもの。職場で心が折れそうになっても、ここに来れば心が落ち着き、エネルギーが回復できる。そして定年後もやりがいになる、そんな場所をつくるのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  5. 5

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  1. 6

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 7

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 8

    雑念だらけだった初の甲子園 星稜・松井秀喜の弾丸ライナー弾にPLナインは絶句した

  4. 9

    「キリンビール晴れ風」1ケースを10人にプレゼント

  5. 10

    オリックス 勝てば勝つほど中嶋聡前監督の株上昇…主力が次々離脱しても首位独走