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宮沢孝幸京都大学ウイルス・再生医科学研究所准教授

京都大学ウイルス・再生医科学研究所附属感染症モデル研究センターウイルス共進化分野准教授。日本獣医学会賞、ヤンソン賞などを受賞。小動物ウイルス病研究会、副会長。

新興感染症はすべての動物に表れる どーんと受け止めるしかない

公開日: 更新日:

 人ではどうなのか?無論、殺処分はできないので、感染者を発見し、隔離をするしかない。

 しかし、このウイルスにそのような対策は無効であることはすぐに明らかとなった。チャーター便で帰国した人々やクルーズ船乗客のウイルス陽性者の多くは症状を示さない無症候者であり、感染者の多くを見逃してしまうことがわかったのだ。

 私たちは、このウイルスからは、逃げることはできない。このウイルスを真正面で受け止める必要があるのだ。ただし、それには無限の道がある。

(つづく)

【連載】研究33年ウイルス学者が語る新型コロナ

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