新型コロナ<後編>抗体検査で過去も現在も陽性と判明して…

公開日: 更新日:

 抗体検査の結果を受け、町田さんの海外出張は中止に。クリニックからはPCR検査を勧められ、保健所を紹介された。

 PCR検査の結果が出るまでは再び自宅待機となり、自主隔離生活に逆戻りとなった。

「一緒に抗体検査を受けた同僚2人は過去も現在も陰性でした。しかし、感染疑いがある自分の濃厚接触者という扱いで、PCR検査を受けることになりました」

 町田さんのPCR検査が実施されたのは抗体検査からおよそ10日後で、結果は「陰性」だった。

「とにかくホッとしました。抗体検査は偽陽性が少なくないそうですし、本当に再感染していたかどうかはわかりません。再感染したけれど、PCR検査を受けられるまでの期間に治まった可能性もあります。マスコミでは何度も感染している事例が報じられているので、自分もそうだったのかもしれません。いずれにせよ、また感染することだけは絶対に避けたい。ここにきて再び感染者が増えてきているので、さらに注意しながら生活しています」

 (おわり)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動