真夏の暑い日には差別的なツイートが増える…40億件の投稿を分析
その結果、ヘイトスピーチに関連したツイート数は、気温が15~18度で最も少ない一方、27度を超えたり6度を下回ると急激に増加していました。具体的には、15~18度を基準とすると、マイナス6~マイナス3度の低温環境では12.5%、42~45度の高温環境では22%、統計学的にも意味のある水準でツイート数の増加が認められました。
論文著者らは、「気候変動の緩和と気温の極端な変化に対する適応も重要であるが、ヘイトスピーチによって影響を受けた人々に対する社会的支援も重要である」と考察しています。