著者のコラム一覧
荒井宏幸クイーンズ・アイ・クリニック院長

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

2種類の点眼薬をさすとき「5分間隔」にしなければならない理由

公開日: 更新日:

 お子さんが誤って点眼したり誤飲する恐れがあるので、必ず手が届かない場所に保管するようにしましょう。

【防虫剤や湿布薬の近くは避ける】

 これは知らない人も多いかもしれません。点眼薬は、防虫剤や湿布薬の近くの保存は避ける。芳香剤と一緒に保管するのも避けましょう。また、点眼薬に直接油性ペンで文字を記入したりしないこと。揮発成分やメントールなどのにおいが、点眼容器を通って点眼薬に溶け込むことがあるためです。

 目の病気に罹患した場合、治療として点眼薬を処方されますよね。病気でなくとも、疲れ目などで市販の点眼薬を常用している人も多いでしょう。

 点眼薬があまりに身近な存在であるせいか、薬品であることを忘れて適当な扱いをしてしまう人は少なくなく、常日頃から私も危惧しているところです。

 参天製薬のホームページに点眼薬の注意事項及び保存方法についてわかりやすい説明がありましたので、参考にしながら、中でもとくに注意していただきたいことをお話ししたいと思います。

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