取り調べの言葉も…供述分析からえん罪の可能性割り出す
立命館大学政策科学部 稲葉光行教授(えん罪救済センター代表)
転機は09年。知人の心理学者からの依頼だった。
「03年に起きた志布志事件の供述調書について、コンピューターを使って一緒に分析しないかと誘われました」
これは、鹿児島県議会議員選挙の曽於郡選挙区で当選した議員の陣営が、同郡志布志町(現・志布志市)の集落で住民にカネ…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り925文字/全文1,065文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】