大阪ミナミ「法善寺横丁」水掛不動尊は戦争も火事も免れた
法善寺横丁の石畳を歩くと、今もあの歌が聞こえるような気がする。
鼻から頭に抜けるような耳に心地いい声で歌う藤島桓夫の「月の法善寺横町」が世に出たのは1960(昭和35)年。60年も前の、あの歌が、横丁に近づくと蘇ってくる。だれにもではない。昭和を生き抜いた男と女に蘇って…
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