ちばてつやさん「日々の生活の中で大切に使います」
ちばてつやさん(漫画家)
81歳になってもスポーツで体を動かすことが大好きです。
わが草野球チーム「ホワイターズ」では、今でもユニホームを着て、ヘルメットをかぶってバッターボックスに立ち、一塁ベースまで全力疾走します。スキあらば二盗だって狙います。
教壇に立っている文星芸術大学(宇都宮市)では、キャンパスで学生と一緒にキャッチボールもします。
地元の練馬で一番好きな場所は自然いっぱいのテニスコートで、例年なら仲間と思い切りプレーを楽しんで汗を流していました。そのテニスコートもコロナ自粛で閉鎖し、大学もしばらく休学でした。
コロナ禍からステイホームを守っているうちに体を動かすことが不自由になり、急に足腰がなまってしまった感じです。 なによりも、混んだ電車やバスに乗ったり、直接、人と会うことができなくなってしまったことなどが大きな変化です。
仕事は、自宅でなるべくオンラインで済ませるための工夫が必要になり、この年齢になって新たに覚えることも増えて、生活スタイルがすっかり変わってしまいました。