養老孟司氏が示す「脱・対人偏向主義の向こう側」 プロセスこそが人生にとって大切
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《今は人間関係ばかり。相手の顔色をうかがいすぎていないか》
解剖学者の養老孟司氏(84)氏は、新著「ヒトの壁」(新潮新書)でこう喝破する。
ベストセラー「バカの壁」で、話せばわかるなんて大嘘、耳を貸さない相手には通じないという壁の存在を示した。だからこそ、その壁を…
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