自分の年表に何を書くのかを考える悦楽 宮内勝典著「南風」を読んで驚かされた
極意その六=些細なことでも胸を打つ一場面になることを心得よう
前回、自分史のための、自分だけの年表をつくろうと書いたが、そこに書き込む文章は起こったことをそのまま書けばいいので書きやすい。そうしているうちに、長い作品を書くための腕力が、知らず知らずのうちに身につけられる。
歴史上、実際にあったことを年表に書き込むとき、そのことがき…
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