米国のスクールバス女性運転手に称賛の声! ひき逃げ被害者の命を救う
米フロリダ州のスクールバスの女性運転手が、路上に倒れているひき逃げ事件の被害者を発見。対向車から再度ひかれるのを防ぐためにバスでブロックして命を救った。全米から「ヒーローだ」と絶賛する声が寄せられている。
注目を集めているのは同州のユースティス高校のスクールバス運転手のステーシー・ハッチャーさん。10月23日午後9時すぎ、校外学習を終えた生徒を学校に帰して、バスのターミナルに向かう途中で、路上に倒れていたアビゲイル・スティーブンスさんを発見した。
ステーシーさんは当初、ハロウィーンのいたずらで、誰かが路上にマネキンか何かを置いたのではないかと思ったという。しかし近づいて、倒れているのが血を流して重傷を負ったリアルな女性であることを確認し、すぐに消防に緊急通報。さらに対向車が女性を再度ひかないように、バスを女性の前に停車させてブロックした。
ユースティス市警のクレイグ・カプリ署長は地元テレビにこう語って、ステーシーさんを称賛した。
「ステーシーさんが適切なタイミングで、適切な場所にいて、人命を救ったのは間違いありません。彼女はヒーローであり、そのように認識されるべきです」
ひき逃げ犯はまだ逃走中だ。