お墓もハイテク化の時代…ニチリョクが販売代行する「自動搬送式納骨堂」のスゴさ

公開日: 更新日:

 おさい銭の電子マネーやAI僧侶の出現など寺社仏閣のデジタル化はとどまるところを知らない。お墓のハイテク化もどこまで進んでいるのか?

「ニチリョク」(スタンダード上場)が販売代行している「自動搬送式納骨堂」は、参拝室でICカードをかざすと、遺骨の入った箱(厨子=ずし)が参拝口に自動的に運ばれてくる。

 これなら草むしりなどお墓の管理もいらず、コインロッカー型の納骨堂、あるいは遠隔地からのバーチャル参拝のような味気なさも薄れる。

「厨子がセットされる参拝口は、従来のお墓のように見えるデザインのため、今まで屋外のお墓を守ってきた方でも違和感なくお墓に手を合わせてお参りができます」(ニチリョク担当者)

■「タイムメッセージ」で故人からのメッセージも

 それどころか、生前の故人の思い出動画をテレビモニターで見ながら参拝する時代。赤坂一ツ木陵苑では、参拝口全てにデジタルサービス「家系樹」を搭載。故人やその家族の家系図、画像・動画・テキストを登録できるほか、公開時期を指定してメッセージを登録できる「タイムメッセージ」もある。死から10年、「実はお父さんは……」といった仰天告白があるかも。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 2

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 3

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  4. 4

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  5. 5

    「クスリのアオキ」は売上高の5割がフード…新規出店に加え地場スーパーのM&Aで規模拡大

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  3. 8

    189cmの阿部寛「キャスター」が好発進 日本も男女高身長俳優がドラマを席巻する時代に

  4. 9

    PL学園の選手はなぜ胸に手を当て、なんとつぶやいていたのか…強力打線と強靭メンタルの秘密

  5. 10

    悪質犯罪で逮捕!大商大・冨山監督の素性と大学球界の闇…中古車販売、犬のブリーダー、一口馬主