小池都知事“学歴詐称疑惑”に「都議会でも説明」の眉ツバ…答弁は女性の都政策企画局長が
小池百合子・東京都知事(71)の「カイロ大卒」という学歴を巡り、地域政党「都民ファーストの会」元事務総長の小島敏郎氏(75)が月刊誌「文藝春秋」(24年5月号)で「(小池氏の)学歴詐称疑惑の隠蔽工作に加担した」と告発し、波紋が広がっている。
記事によると、小池氏の側近だった小島氏は2020年6月、小池氏から学歴詐称疑惑の対応を相談され、「カイロ大から声明文を出してもらえばいい」と提案。3日後に学長名の声明が出されたのだが、小島氏はこの声明に疑念を持っているという。
12日の定例会見で告発記事の真偽について問われた小池氏は「毎度毎度、選挙のたびにこうした記事が出るのは、そもそも残念だ」などと不快感を示しつつ、「会見だけでなく、都議会でも説明してきた」と説明していたのだが、果たしてそうなのか。
少なくとも最近の都議会会議録を確認する限り、小池氏はこの疑惑について答弁に立っていないことが分かる。
今年2月29日の都議会定例会でも、上田令子議員(58)ら複数の議員が小池氏の「カイロ大卒」の学歴を巡る「疑問」を取り上げていた。例えば上田氏の発言はこうだ。