「富の湯」で「10分は無理っス」のアラサー常連に奮起して3セット。結局、7分でチーン
初めてでも気軽な雰囲気
店を出てすぐの「くり山」は、栗山スミ子さんが営む今年43周年の焼き鳥屋。その日は、スミ子さんの娘の岩原美紀さんと夫の宏太郎さんが店に立っていた。「富の湯で湯上がり後の一杯に寄る常連さんは多いですよ」と美紀さん。初めてでも気軽な雰囲気で、カウンターの1席に腰を下ろす。
ハイボール400円とレバー、カシラ、ハラミ各120円、ツクネ130円とじゃがベーコン400円をオーダー。串焼きはおまかせの味で頼み、黄金液体でのどを鳴らす。フワフワ食感のツクネは塩でバクッ。ホクホクとしたジャガイモ、トロトロの玉ネギ、ジューシーなベーコンの炒め物はサッパリ風味で、マジ酒がススム君。フレンドリーな常連サンとの会話に花が咲き、心身ホッコリ。人情味にあふれ、心身ともにスッキリした。
(イラスト・文=太田由紀)
■「富の湯」
(住)東京都狛江市西野川4-5-14
(℡)03・3488・2272
(営)14~24時(日曜は8~12時も営業)
(休)月曜
■焼鳥「くり山」
(住)東京都狛江市西野川3-13-4
(℡)03・3489・0254
(営)17~23時(早めに閉店アリ)
(休)日曜、第1月曜