「湯の森 深大湯」ログハウス風の87度。穏やかな熱さにまったり

公開日: 更新日:

 吉祥寺駅南口の丸井前から調布駅北口行き小田急バスに乗り、山野バス停からすぐ。1966年創業の「湯の森 深大湯」は2002年にビル型銭湯になったという。“おふろ”と赤文字で書かれた、みやびなのれんをくぐり、靴箱のキーを手にエレベーターで3階へ。券売機で入浴料550円+サウナ代300円+タオルセット200円を購入。フロントで券を渡し、サ室用フックキーを受け取った。

「当店は、高温サウナのある“月のしずく”とロッキーサウナのある“オアシス”の2種の浴室を用意。毎週金曜日に男女入れ替えます」

 3代目の好青年・鈴木善幸さん。当日はオアシスが男湯だった。早速、昭和歌謡が流れる脱衣場で服を脱ぎ、浴場に入りまーす。おー、天井が高く、壁には南の島やアラビアンな城などのタイル画が施され、オシャレな雰囲気。湯は地下約140メートルから引く地下水を軟水化しているらしい。

 湯温は時季によって変わり、夏は40度。冷水枕の寝風呂、冷水枕つきボタン式リラックス風呂は背中や腰・ふくらはぎなどにボボボ。さらにボタン式で上下2砲の強力ジェットはジェットエステとボディーマッサージが1床ずつ。

 これらを楽しんで電気風呂に漬かろうとすると、ビリビリ強めでパスして、38度の高濃度人工炭酸泉にザブン。浴場内の階段で4階の展望露天風呂エリアへGO。

 バイブラ岩風呂は、竹柵で囲まれ、周りに草木が植えられた半東屋風。イイじゃん。41度に体を沈め、奇麗な夏の夕暮れを見ながらア~ビバノンノン。それじゃ、サウナと参りましょー。

 ビート板を手に入室すると、おおっ、壁は丸太がぎっしり積まれたログハウス風でウッディーな香りがフンワリと。薄暗くて落ち着くわ~。大きな丸太柵の中には、サウナストーンが盛られたガス遠赤外線サウナヒーターがドーン。85度設定だが、室内の温度計は87度を示していた。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  3. 3

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 4

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  5. 5

    マイナ保険証「期限切れ」迫る1580万件…不親切な「電子証明書5年更新」で資格無効多発の恐れ

  1. 6

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  2. 7

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  3. 8

    Mrs.GREEN APPLEのアイドル化が止まらない…熱愛報道と俳優業加速で新旧ファンが対立も

  4. 9

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  5. 10

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差