武蔵新城「千年温泉」で3セット完走 汗吹っ飛び、サラッサラの肌に驚いた

公開日: 更新日:

 JR南武線武蔵新城駅南口から歩いて7分。サウナ大好きY君と訪れたのは、最初の東京五輪が開催された1964年創業の老舗銭湯「千年温泉」。6年前に料亭のような外観にリニューアルしたという。

 下足ロッカーの木札を手に券売機でサウナ代+入浴料780円と貸しバスタオル代100円を払う。フロントで券を渡すと、サ室のフックキーを受け取った。フェースタオルが無料なのはありがたい。

 早速、脱衣場で服を脱ぎ、浴場の扉を開けると、女湯との隔壁に広がる北斎の「白波」を描いた巨大なタイル画とご対面。すがすがしい浴場では高純度軟水を使用。天井などに飾られたステンドグラスは、大正ロマン風でヨカね。

 湯船は4つ。まず広めの湯船は41度のシルキーバス、もう1つはpH4.5で弱酸性の高濃度浸透炭酸泉で38度、3つ目の41度は腰や太もも、足裏にボボボのジェット湯と背中に強力ジェットの冷水枕付きコーナー2床で、奥の4つ目はやや深めで腹にジェット湯を受けるタイプだった。

 さて、露天エリアに移動する。玉砂利の小道から竹柵で囲まれた黒湯温泉にザブン。42度に体を沈めると、手が見えなくなるほど黒く、ややヌメリがある。アルカリ性重曹泉で、天然ミネラルたっぷりだという。続けて東屋の湯船でバイブラや超マイルドの電気風呂を体験し、石庭を眺めていると体がポッカポカになったぞ。

「石庭の木々は四季折々に変わります」と物腰柔らかな3代目の深澤実千枝さん。石庭の管理は、もっぱら3代目のお母さんの役目とか。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    フジテレビ「第三者委員会報告」に中居正広氏は戦々恐々か…相手女性との“同意の有無”は?

  3. 3

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  4. 4

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  5. 5

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  1. 6

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 7

    冬ドラマを彩った女優たち…広瀬すず「別格の美しさ」、吉岡里帆「ほほ笑みの女優」、小芝風花「ジャポニズム女優」

  3. 8

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 9

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」