宅配なのに「銀のさら」の寿司がみずみずしいのはナゼ? ライドオンエクスプレスに聞いた
巨大なマグロが上司に食いつくといったユニークなCMで一世を風靡した宅配寿司専門店の「銀のさら」。
会議中に部下を叱る部長にマグロが噛みつくあのユニークCM(上司編)は何を意図していたのか?
「銀のさらのマグロの“生きの良さ”を表しているのです。この他にも、『バレエ編』は回らないお寿司(回転寿司じゃない)、『睡眠編』では安全なお寿司をアピールしています」(ライドオンエクスプレス広報担当)
宅配でありながらネタの新鮮さをウリにするだけに、同社には自慢の武器があるという。
「銀のさらでは、ネタが素早く新鮮に解凍できる『リジョイス』という機械を全店で使用しています。リジョイスは、食品に含まれている細胞内の水分を電気エネルギーでコントロールしながら解凍することができ、10キロのマグロの切り身を30分ほどで解凍してくれます」(前出の担当者)
ドリップは自然解凍の10分の1以下。常に解凍前の「生」に近い状態というわけだ。確かにスーパーのパック寿司がカピカピだったりするのに対し、銀のさらの寿司はしっとりしている。