高市早苗に「総裁の品位」みじんもなし…文書郵送も裏金推薦人もわれ関せず“居直り”連発
「どの方を入れるかは選対、チームに任せた。翌日の新聞(を読む)まで知らなかった」
知らなかったら知らなかったで問題だし、知っていたなら単なる嘘つき。高市氏の保身のためなら何でもアリの姿勢は今に始まった話ではない。昨年、国会でモメにモメた放送法の「政治的公平」の解釈変更を巡る総務省の行政文書の一件もそうだ。
高市氏は総務相時代の自身の発言を記録した文書を「捏造」と決めつけ、事実なら議員辞職する考えを示した。総務省は調査の結果、捏造があったとは「考えていない」と結論づけたが、記録の正確性は「十分な事実関係の確認が困難な場合があった」とし、玉虫決着。ハッキリしたのは保身のためなら、かつての部下にも難クセをつける高市氏のパワハラ気質だ。
1992年の自著で〈飲みィのやりィのやりまくり〉と男性遍歴を赤裸々につづった高市。総理・総裁に求められる「品位」は、32年前から進歩していないのか。