盗まれて韓国に密輸された「菩薩像」13年ぶりに返還へ…長崎の観音寺前住職「とりあえず一区切り」
渡航後に節孝氏は仏像が保管されていた大田国立文化遺産研究院を訪問。観世音菩薩坐像の返還手続きを終え、約13年ぶりに所有権が取り戻された。
「前住職は返還にあたって“これで一区切りがついた”と話していました。今後は浮石寺で100日間の法要を終えたあと、5月ごろに韓国に向かい、観世音菩薩坐像をお迎えしに行く予定です」(同前)
双方の寺が交わした書簡には「雨降って地固まる」の言葉が引用されていたという。