谷中「朝日湯」オーバースペックな100度弱。激アツスポットを見抜いてイザ!
朝日湯(谷中)
東京メトロ千代田線千駄木駅から団子坂下柳通りを歩いてすぐ。シックな瓦屋根の銭湯「朝日湯」は創業100年を超える老舗っス。靴箱のカギをフロントに預け、入浴料550円+サウナ代250円+レンタルタオルセット110円を払うと、サウナ用の札と布マットを受け取り、和歌が書かれたのれんをくぐってお邪魔しま~す。
サラサラとした白木の床板は踏み心地がよく、サッと服を脱いだら浴場へ。天窓はスカイブルーで縁どられ、薄い水色の壁と相まってすがすがしく、正面には西洋の城塞のペンキ絵が荘厳ですな。
「ヨーロッパからいらしたお客さまが“おー、ワタシの国のお城でーす”とおっしゃってました。どこの国の方でしたかね」と4代目の小島弘之さん。
湯は温泉成分に近い井戸水で、湯船は3つ。バイブラで天然鉱石による43度は、「月火水はトルマリン、木金は黄土石、土日はゲルマニウムの湯になります」と小島さん。当日は黄土石でした。
真ん中は冷水枕付きジェット座風呂2床。背中や腰、ふくらはぎなどにボボボで44度。最後は日替わり薬湯の43度。二股温泉や奥飛騨温泉の湯が楽しめるそうで、当日は漢方の湯。生薬の香りに癒やされながらプチバイブラでア~、ビバノンノン♪
下地ができたところでサ室のドアを開けると、優しい熱波に迎えられていい気持ちで一歩踏み出したら、アチチチッ。つま先立ちで足早にストレート2段ベンチ上段にどっこいしょ。キレイにマットが敷かれているのでケツは熱くないぜ。