外部環境に左右されにくい「そーせいグループ」に的を絞る
雨は降る降る、陣羽は濡れる、越すに越されぬ田原坂、右手に血刀、左手に手綱、馬上ゆたかな美少年──。
熊本民謡「田原坂」である。筆者の生家のすぐ近くだ。舞台は西南の役。これによって、不平士族の乱は収束し、明治新政府の基礎が築かれる。明治10(1877)年のこと。
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