裏金問題直撃で底抜け…岸田内閣支持率16%、不支持率は“史上最高”79%=毎日調査
ただでさえ低迷していた岸田内閣の支持率は、裏金問題の直撃で完全に底が抜けた。毎日新聞の世論調査(16、17日実施)では、内閣支持率は前回調査(11月18、19日実施)の21%からさらに5ポイント下落して16%だった。岸田内閣発足後最低を更新し、支持率が10%台にまで下落したのは時事通信が14日に発表した17.1%に続き2社目。
さらに目も当てられないのが圧倒的な不支持率の高さだ。毎日の不支持率は同比5ポイント上昇の79%で、森喜朗政権の75%(2001年2月)を上回り、同紙が内閣支持率調査を始めた1947年7月以降で最高を記録した。
朝日新聞の調査(16、17日実施)でも、内閣支持率は急落。前回(11月18、19日実施)から2ポイント下落し23%。12年12月に自民党が政権復帰して以降で最低を記録した。不支持率も同比1ポイント増の66%で、こちらも政権復帰後最高を更新した。
読売新聞の調査(15~17日実施)でも内閣支持率は低迷。政権復帰後最低を記録した前回調査(11月17~19日実施)の24%から横ばいの25%だった。不支持率は63%(前回62%)で政権復帰後最高となった。