【東京佐川急便事件】異聞(169)官房副長官が法務事務次官に「起訴猶予の線で押して」と伝えた
![貴重な覚書を残した根来泰周元事務次官(C)日刊ゲンダイ](https://c799eb2b0cad47596bf7b1e050e83426.cdnext.stream.ne.jp/img/article/000/333/950/47c38a4031f49857659bfe2f06c6ac5620231226120725785_262_262.jpg)
金丸信の5億円闇献金捜査で政界から法務・検察側に干渉があったのは、検察が「容疑を認める上申書による罰金処理」の処分方針を決めた直後のことだった。
法務事務次官だった根来泰周が残した覚書「検事総長の椅子」は、その状況を以下のようにつづる(太字部分は覚書からの引用)。
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