春実施「北陸応援割」で被災地に恩恵は…熊本地震「九州ふっこう割」検証では時期尚早の結論

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 政府が25日にも能登半島地震の被災者支援のため、地域再建を図る「支援パッケージ」を策定する。地震によって落ち込んだ観光需要の喚起策として、宿泊代を補助する「北陸応援割」を盛り込む方針だ。

 北陸割は1人1泊2万円を上限に、旅行代金の50%を補助する仕組み。政府は3月から4月にかけて北陸割を実施し、能登地方を含む石川県のほか、富山、福井、新潟の3県を対象に加えることも検討している。被害が甚大な能登地方については「復興状況を見ながら、より手厚い策を検討する」という。

■被災地に恩恵はあるのか?

 林官房長官はきのうの会見で「北陸地方では通常通りの営業が可能な地域でも、キャンセルが相次ぐ宿泊施設が多数存在しているなど、観光業界が大きな打撃を受けている」と指摘。「観光による人の交流を絶やさないよう、しっかりと支援を行っていく」と意気込んだ。

 石川県の馳知事は「このような時こそ石川に来て欲しい」と訴えていたが、果たして被災地に恩恵があるのかどうか。

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