進まぬ中小企業の「在宅勤務」導入…大手と二極化で広がる採用格差
■「遅れている」というイメージを持たれる
社内でデジタル化が進んでいるかは、採用面でも大きな影響を及ぼす。
「『在宅勤務』を導入していない企業は『働き方改革が進んでいない』『遅れている』というマイナスイメージを持たれてしまいます。新卒や中途採用の場面でも、重要な条件のひとつ。できることなら、導入を進めた方がいいのは間違いありません」(TSR情報本部)
中小と大手の間で採用格差は広がるばかり。しかし、あせって導入を急ぐのも危ない。
「環境を整備するには手間もお金もかかりますし、体力のない中小企業ではかえって負担になりかねません。本当に効率が上がるかといったことも含め、社内状況と相談し慎重に検討してもらいたいです」(TSR情報本部)
中小企業の受難は続く。
◇ ◇ ◇
●関連記事『【もっと読む】スタバより仕事がはかどるチェーンは?メニューと居心地を徹底比較』では、年に100回以上はカフェで仕事をする著者がおすすめする“意外なチェーン店”について解説している。必読だ。