トプコン×日機装 精密機械業界で医療や産業分野を扱う2社を比較
高齢になると体のアチコチにガタが出てきます。食べ物に気を使ったり、ウオーキングなどで軽く体を動かしたり……。塩分や糖分は控えめにし、脂も少なく。毎朝、青汁を飲み、ヨーグルトをできるだけ食べるようにしていても、なかなか年齢には勝てません。
定期検査で医者に糖尿病の気があると指摘され、眼圧は高めで緑内障の疑いがあると言われる。そんなケースが増えてくるようです。
今回は精密機器業界で医療や産業分野を扱う「トプコン」と「日機装」の社員待遇を比較してみます。
トプコンは1932年創業。医(ヘルスケア)・食(農業)・住(建設)の社会的課題の解決に取り組んでいます。眼検診の仕組みづくり、農業の工場化、建設工事の工場化が柱。緑内障の発見に役立つ眼底検査装置も手掛けます。海外市場にも積極的に進出し、先進的な技術とグローバル展開が強みです。
日機装は1950年創業で、医療機器(人工透析装置、体外循環装置など)、航空機部品、産業用ポンプを得意としています。医療分野では高い技術力を誇り、人工透析装置は国内外でシェアを拡大。工業分野では高精度ポンプや航空機部品で信頼を築いています。