「いざなぎ景気」に並ぶ?どこが? 1月の消費者物価はキャベツ3倍、白菜2倍と大爆騰
石破茂首相(67)も1月の年頭所感で、「前回の乙巳は昭和40年。『いざなぎ景気』が始まり、日本中が活気に溢れていた時代でした」「日本は今ほど豊かではありませんでしたが、一人一人に笑顔があり、お年寄りも若い人も子供たちも笑顔で活気がありました」などと言っていたが、食料品も資源も歴史的な高値続きで、実質賃金は3年連続で減少。こんな状況下で「いざなぎ景気」を実感し、「笑顔で活気溢れる」ような国民はどこに存在しているのだろうか。
むしろネット上の声は悲鳴ばかりだ。
《最高税収となったはずのカネはどこに消えたのだ》《ガソリンのトリガー条項凍結を早く解除しろ》《税金と社会保険料が重すぎるよ》《こんな貧乏日本のどこが好景気なのか》《一体誰が、景気の何を見て回復していると言っているのか》
今後、「朕は国家なり」と勘違いした米トランプ大統領が日本に対して関税強化策を打ち出せば、さらに国民生活は疲弊するだろう。「国栄えて民滅ぶ」。世が世なら一揆が起きても不思議ではない。
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疲弊する国民生活。●関連記事【もっと読む】で《「生活実感の悪化と不安」が日銀のアンケートでクッキリ…消費者物価指数は3年4カ月連続で上昇》【さらに読む】で《税収は過去最高でも国民に還元する気なし…《石破さん、今、還元しないでいつやるのさ》とフルボッコ》を取り上げている。