<第10回>町は“姥捨て山”になるという住民の悲痛な声
帰郷するたびに、南相馬市を流れる新田川の川辺に行き、サケの腹からこぼれたイクラを拾って食べていた少年時代を思い出す。毎年2月末に稚魚が放流され、4年後の秋に立派なサケとなって遡上する。回遊魚のためか、昨年まで放射能測定検査では、ND(不検出)だったという。しかし、サケ漁(写真)…
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