世界は出口戦略を模索 本当に黒田日銀総裁続投でいいのか
野菜高騰の折、誰も物価上昇は望んでいない
すでに失敗が証明された金融政策を、まだまだ続けるとは狂気の沙汰だ。4月で5年間の任期を終える日銀の黒田総裁の後任人事について、安倍政権が「黒田続投」の方向で最終調整していると、報道各社が先週末に一斉に報じた。
日銀総裁の再任は1956年に就任し、61年から2期目を64年…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り2,949文字/全文3,089文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】