東條英機はハルノートをどのように天皇に報告したのか

昭和天皇が東條英機首相から、ハルノートの内容について報告を受けたのは、11月27日の午後1時27分であった。東條がどのような内容を報告したのかは「昭和天皇実録」にも詳しくは書いていない。しかし、どのような内容であるかは容易に想像できる。
日本の各機関にハルノートの全容が…
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