天皇を驚かせた海軍内部の反対論 重臣の3分の2は「対米忍苦、現状維持」
前回で触れたように、太平洋戦争の開戦に至る道筋を見て、4つの視点から新視点を出しておきたい。まず1の天皇の開戦決意はいつであったかという点だ。それには3段階があったと見てきた。開戦絶対反対、開戦・避戦半々、開戦を決意の段階である。最終的な決意は12月1日の御前会議であった。まさ…
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