政治資金パーティーめぐり野党グダグダ…維新は内部対立、立憲は泉代表が派閥解散論も足並み揃わず

公開日: 更新日:

 26日からの国会で「政治とカネ」の徹底追及を決めている立憲民主党。なかでも自民党の派閥解散をターゲットにしているが、あんばいが悪いのは立憲の党内にも派閥グループがあり、代表選挙など、ことあるごとにゴチャゴチャしていることだ。

「立憲の泉代表は自分の党内グループ『新政権研究会』の解散の準備をしています。国会論戦で岸田首相や自民党から『オタクにも派閥があるじゃないか』と言われたらみっともないですからね」(立憲関係者)

 問題は党内に泉代表の派閥解散論に同調するグループがほとんどいないことだ。ざっと見渡しても、菅直人氏、野田佳彦氏、赤松広隆氏、小沢一郎氏、重徳和彦氏らが中心のグループがあり、人事や政策で、牽制したり足をひっぱったり。もっとも野党だからパーティーを開いても裏金をつくるほどの集金力がないので目立たない。

 徹底しない泉代表の党内派閥解散方針。なんだか岸田首相に似てきた。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース