倒錯の「政治とカネ」国会 裏金集団自民党がなぜ、ルール改正を議論するのか

自民党派閥の裏金事件を受け、29日、衆参両院で「政治とカネ」をテーマにした予算委員会の集中審議が行われたが、岸田首相は相変わらず曖昧答弁を連発だ。先月中旬の会見で「火の玉となって取り組む」と言っていたが、そんな威勢のいい姿は全く見えてこなかった。
先週、召集された通常国…
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