シリーズ「伴食宰相」(13)祖父・近衛文麿を超えることができなかった、祖父譲りの細川護熙

細川護熙首相の清潔なイメージは、政治とカネにまつわるどのようなエピソードも拒絶する空気を生んでいた。実際に取り組むべきテーマは多かったのだが、やはり政治改革が重要であった。それはつまりは選挙制度の改革に行き着くのである。小選挙区比例代表制の導入、政治献金の明朗化など細川内閣は意…
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