公明・山口代表「自民ぐずぐず」発言でブーメラン 抜け穴法案にスリ寄り《政治不信を高めた与党》指摘の当然

公開日: 更新日:

 同じ与党として、ぐずぐずしている自民に向かって「こんな抜け穴法案は飲めない」と、なぜ突き放さなかったのか。に結局、衆院本会議では日本維新の会とともに賛成。参院で審議入りしたタイミングで自民批判の声を張り上げたのだから、ネット上で不信の声が出るのも当然だろう。

《山口代表。これぞダブルスタンダードです。私たちは関係ない。自民が悪い、なんて通用しない》

《連立を組んでいる時点で同じ釜の飯を喰う仲間。つまり同罪なのよ。自民を批判するなら連立を解消すればいいじゃない》

《抜け穴だらけの規正法改正案を衆院通過させたらお役御免なのだろうが、冗談ではない。公明も危機感ゼロやな》

「同じ穴のムジナではない」などと、自民の裏金対応や規正法改正案を批判。突っぱねると見せつつも結局、土壇場になって「はいOK」と態度を一変させた公明。

 国民から見れば公明もまた、《ぐずぐずして政治不信を高めた与党》と言われるのも無理はない。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末