今度は空自で情報漏洩…SNSに開発中のミサイル画像=産経新聞が報道
海自の不祥事が相次いで発覚しているが、今度は空自で情報漏洩だ。空自に配備する装備品の開発や試験を行う飛行開発実験団で、開発中の長射程ミサイル「12式地対艦誘導弾能力向上型」の模型とみられる画像などの未公開情報が外部に漏洩していたことが分かった。11日の産経新聞が報じた。
漏洩が確認されたのは、SNSアプリ「ディスコード」の数十人が参加するミリタリー系のグループ上。空自関係者を名乗り、実験団のある岐阜基地に勤務するという人物がハンドルネームで投稿していた。投稿画像は基地内で撮影されたミサイルの模型とみられる。他にも空自が保有する戦闘機の運用上の問題点に触れた書き込みのほか、一部が「機密」に当たるとの記述もあった。
防衛省航空幕僚監部によると、投稿内容に現時点で秘密に指定された情報は含まれていないとしているが、細部を調査中だという。