斎藤元彦知事パワハラ認めてもお咎めナシ…鉄面皮“居直り作戦”にも兵庫県議会の動きが鈍いワケ
このまま“逃げ得”を許すのか?
パワハラをしようが、違法行為を働こうが、お咎めなし――。知事は事あるごとに「県政を前に進める」と口にするが、やっていることはガバナンスの破壊だ。県政トップとして不適格なのは明らかなのに、知事と対峙する県議会の動きは鈍い。
「“伝家の宝刀”たる不信任決議を一度出してしまった以上、そうやすやすと同じカードは切れない。ただ、最大会派の自民党にも、第2会派の維新の会にも、『斎藤知事のままで良いのか』と疑問を持っている議員はいます。不信任決議も辞さない構えを見せる立憲民主党系のひょうご県民連合や共産党が、自民や維新を巻き込んで多数派を形成できるかどうか。しかし、公明党を筆頭に、自民も維新も選挙を気にして及び腰。不信任決議に対して知事が議会を解散、県議選にもつれ込んだら、国政与党や維新への逆風が影響すると気を揉んでいるようです。斎藤県政への反対世論が盛り上がるかどうか、慎重になっているのでしょう」(県政関係者)
兵庫県ではないが、ある県議経験者は「もし自分が兵庫県議なら、今のタイミングで不信任を突き付けるのは『怖い』と感じると思う」と語った。
このまま知事続投を認めたら、いよいよ県政はメチャクチャ。居直り続ける斎藤知事の“逃げ得”を許してはダメだ。
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2度目の不信任決議は? 議会解散か? 今後の展開はどうなるのかは、 関連記事【もっと読む】で詳しく報じている。
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